あなたの肝臓大丈夫?γ-GTPが高い原因と下げるための5つの方法!【体験談】

γ-GTPを下げるには

肝機能の健康指標となる「γ-GT(γ-GTP)」。これまで基準値内だったのに、上がってしまうと医師から必ず言われる「お酒を飲み過ぎているんじゃないの?」という言葉。

しかし、お酒をやめるのはなかなか大変ですし、「まぁ、いつか対策すればいいかな」とついつい放置しがちになってしまう値でもあります。

また、確かにアルコールをよく飲む人はγ-GTPが高くなりますが、実は原因はそれだけではありませんし、そのままにしておくと様々な病気リスクの元となることは分かっても、そもそもγ-GTPが高いと何が悪いのかという人も多いのではないでしょうか。

そこでこのページでは、γ-GTPが高くなる原因や、高いことによって引き起こされるリスクとともに、下げるための方法を、医師の診察やジムのインストラクターなどの専門家のアドバイスをもらいながら改善していった私自身の体験談を元に紹介していきます。

こんにちは!
イマークSの口コミ体験記管理人の中山です。

突然ですが、私はお酒が大好きです。そして、今でやめようなんて思ってきませんでした。

しかし、γ-GTPが高くなる原因とリスクを知り、「このままじゃいけない」と思いました。そして、どうすれば下がるのかを担当医に聞くとともに、γ-GTPを下げる5つの方法を実践しました。

その結果、γ-GTPを正常値に近づけることができました。大丈夫です、改善すれば結果は出ますので、担当医の診察も定期的に受けながら、γ-GTP対策をしていきましょう。

そもそもγ-GTPって何?高い場合に気を付けること

γ-GTPを下げたいけど、高くなるのはなぜ?

しかし、そもそも健康診断の検査項目にある「γ-GTP」は何を表す数値なのかと思われることもあるかもしれません。γ-GTPとは肝臓や腎臓で作られている「酵素」のことです。そして、γ-GTPという酵素はたんぱく質を分解・合成する役割を持っています。

この酵素は肝臓の解毒作用に関係しており、肝臓や胆管の細胞が壊れたり障害が起きた時には、血液中に流れ出てしまいます。そのためγ-GTPの数値が高くなります。

γ-GTP自体は何か悪い影響をおよぼすわけではありませんが、血液中に増えることで肝臓の細胞が破壊されていることが分かる指標となります。ですので、γ-GTPが高いと、脂肪肝、肝炎、胆石などが疑われることになります。

γ-GTPの値はアルコールによって高くなるため、「お酒の飲みすぎ」と言われることも多いのですが、最初に書いたとおりγ-GTPが高くなるのはアルコールの飲みすぎ以外にも様々な原因があります。

そこでまずは、誤解しがちなγ-GTPについての知識を整頓しならが勉強していきましょう。

  1. γ-GTPが高い=肝臓や胆管の細胞が壊れている?!
  2. アルコール以外の原因に「薬」もある理由
  3. 肝臓が悲鳴を上げている

 γ-GTPが高い=肝臓や胆管の細胞が壊れている?!

γ-GTPは前にも書いたとおり、それ自体は何か悪い影響をおよぼすわけではないので、値が高くても問題はないように思えます。しかし、γ-GTPが高いということは「肝臓や胆管の細胞が壊れている=異常がある状態」です。

お酒を毎晩飲むという人は、毎日肝臓にダメージを与え続けているということにもなりますので、お酒を毎日飲まれる方は、今の生活では肝臓が悲鳴をあげている状態であることを自覚し、日常的に飲酒量を減らしたり定期的な休肝日を作るなど、禁酒も視野に入れていきましょう。

 アルコール以外の原因に「薬」もある

薬

お酒を飲まないのにγ-GTPの値が高い人もいます。どうしてお酒を飲まないのに、γ-GTPが高くなるのでしょうか。

この原因については、医師の診察や検査でしか分からないこともありますので病院での診察を必ずしてほしいですが、「肝臓や胆管に負担がかかっている状態」になっていることが原因だと考えられます。

そのため「薬」を飲むことでもγ-GTPが高くなることがあります。

※具体的には抗生物質、解熱・鎮痛薬、中枢神経作用薬、ステロイドなどで多く見られますが、肝臓で分解する必要のある薬が対象となるため、漢方薬やサプリメントなども含めすべての薬剤が原因となりえます。

また、薬以外でも「脂肪肝」や「胆石」などの胆道系疾患などの病気を患っている場合や、糖質の摂りすぎや中性脂肪値が高い場合などもγ-GTPが高くなる傾向にあります。糖質や中性脂肪も肝臓で分解されるため、過剰な摂取は肝臓に負担をかけてしまう原因の一つとなりますので、注意が必要です。

肝臓が悲鳴を上げている

肝臓

肝臓は「沈黙の臓器」と言われているとおり肝機能障害などが発症しても初期段階では自覚症状がほとんど現れません。γ-GTPの数値が高くても「どこが具合が悪いわけでもないから・・・」放置してしまうこともあります。

しかし、γ-GTP血液検査は、肝機能が正常に働いているかの検査です。そして、数値が高いことを放置してはいけません

γ-GTP値が高いということは、それだけ肝臓などに負担がかかっている証拠ですから、症状が出てくる前にできる限りのγ-GTP対策をしていきましょう。

高γ-GTPと高まる病気リスク

このようにアルコール以外にも原因があるのですが、γ-GTP対策をせず、γ-GTPの数値が高いまま放っておいた場合には、どのような病気リスクが高まると言われているのでしょうか

もちろん絶対になるわけでもありませんが、可能性が高まるものとして考え、これから紹介する対策を実施していきましょう。

高まるリスク
γ-GTPが高い場合の病気リスク急性ウイルス性肝炎・慢性肝炎・肝硬変・アルコール性肝障害・薬物性肝障害・脂肪肝・肝がん・胆道疾患・閉塞性黄疸・肝内胆汁うっ帯

かなりの数の病名が挙がりましたが、これらは全てγ-GTPが高くなった場合に疑われる病気となります。また、現在は患っていなくても、γ-GTPの高くなる生活習慣を改善せずに過ごしていた場合、ゆくゆくは患ってしまう可能性のある病気となります。

γ-GTPが高いということは「肝臓への負担が大きい⇒肝臓を休ませる必要がある」ということを理解し、今日からできる限りの対策を行っていきましょう。

γ-GTPが高い場合には、定期的な病院での検査も考えよう

特にγ-GTPが高いことに関して健康診断で注意を受けたり、今すぐに対策が必要と言われたら、継続的にきちんと病院に行き、定期健診とアドバイスをもらい確実に下げていくという姿勢も大事です。

また、数値が高いだけの注意段階の人もいるかと思います。ですが、数値が高いことには変わりはないので、すぐに対策をするようにしましょう。

γ-GTPを下げる5つの方法

では、γ-GTPを下げるにはどうしたら良いのでしょうか?

ここからは具体的に基準値を目指して私自身が医師のアドバイスなどを元にやってきて、効果のあった対策方法を5つ紹介していきます。

どれも難しいことは一つもなく、ごくごく「当たり前のことを最低限行う」というだけのことではありますが、これらを全て行っていけばγ-GTPは基準値内に近づいていくはずです。γ-GTPだけではなく中性脂肪やコレステロールを下げることにもつながりますので、ぜひ実践していきましょう。

本当に下がるかは個人差があります。また、方法に不安な方は、自分の体のことを一番に分かっている「担当医」に相談してから行ってください。

  1. アルコールを減らす・禁酒する
  2. 脂質・糖質・炭水化物の摂取を減らす
  3. γ-GTPを下げる効果のある食べ物
  4. γ-GTP改善に効果のあるサプリメントを活用する
  5. 適度な運動を行う

アルコールを減らす・禁酒する

アルコール

アルコールがすべての原因ではないとしても、γ-GTPが高くなる大きな原因ともなります。そして、高い人の多くは、「毎晩晩酌をしている」「休肝日がない」など普段からお酒を愛飲する習慣があります。

そのため、もし禁酒がストレスでない・耐えられるということであれば、禁酒が最良の選択といえます。お酒を1か月抜くだけでも、数値が減ることは多いからです。

しかし、時にはお酒を数週間我慢した結果、抜くことがストレスとなり、リバウンドで以前よりも大量に飲んでしまってはいけません。

「やめられる自信はない」という場合は節酒をするようにしましょう。「隔日で休肝日にする」「1日の量はビール1本」など今までよりも少ない量に減らしていきましょう。

脂質・糖質・炭水化物の摂取を減らす

脂質糖質炭水化物

さきほども簡単に紹介しましたが、肝臓に負担をかける食べ物を食べることもγ-GTPが高くなる原因となります。では、どんな食べ物がγ-GTPが高くなりやすいのでしょうか?それが以下の3つです。

  • 脂質
  • 糖質
  • 炭水化物

美味しいものが多いのですが、全て肝臓に負担をかけ、また食べ過ぎると中性脂肪や肥満の原因ともなる食べ物です。

例えば「毎日毎日脂の多い肉類と大盛のご飯を食べ、食後には甘いデザートを欠かさない」という食生活をしていても大丈夫な人もいるでしょう。しかし、健康的と言えないのは分かります。

ですので、まずは、「炭水化物(ご飯など)を2割カット」から始めてみましょう。

そうして炭水化物をカットするとともに、ケーキなどのデザートをカロリーの低いゼリーに変えてみたり、週に一度は必ず魚の日にするなど、内容を見直していきましょう。

その結果、病院での定期健診でγ-GTPが下がったという事であれば、食事も影響していたという事です。このような振り返りができるようにするためにも、定期健診は必ず受診するようにしましょう。

γ-GTPを下げる効果のある食べ物

さて、原因と対策についてご紹介しましたが、今度は肝臓の負担を減らしたり、肝臓を修復したりすることを通してγ-GTPを下げる効果のある食べ物を3つ紹介していきます。

「シジミ」は肝臓に良い食材

肝臓に良い食品といえば「シジミ」です。古くからシジミは「体に良い」と言われてきました。

それは、シジミに含まれるアミノ酸、ビタミンB12肝臓の働きを助け、改善してくれる作用があるためです。

また、シジミに含まれるアミノ酸の中でも「オルニチン」は肝臓の働きを助け、「メチオニン」は脂質やアルコールを摂取しすぎた際に肝臓を保護する機能を持っています。

そしてシジミには「タウリン」も含まれていますが、酵素の働きを助けてくれるため、アルコールの分解を早め肝臓への負担を軽減します。

小さくても栄養満点でうまみも豊富な凄い食材です。必須アミノ酸といわれている人間の体で作ることのできない9種類の必須アミノ酸を全て含んでいるのがシジミですし、味噌汁などに入れて食べることも簡単ですので、日頃から適度に食べる習慣をつけてみましょう。

海のミルク「牡蠣」

牡蠣

牡蠣も肝臓に良い食べ物として有名です。

牡蠣は肝臓だけではなく「海のミルク」という別名もあるほど、栄養価の高い食品です。低脂肪高タンパク、アミノ酸、ビタミン類、ミネラルなどの栄養素をバランス良く多量に含むため「海の完全食品」とも呼ばれています。

牡蠣に含まれる様々な栄養素が肝臓に行き渡ることにより、肝臓の役割である解毒作用やアルコールの分解、消化吸収をサポートするため、肝臓の負担が軽減され、肝臓の修復につながります

また、肝機能改善だけではなく中性脂肪がスムーズに排出されるようになるため、中性脂肪はもちろんコレステロール値の低下にも効果のある食品です。

ただし、牡蠣は高価なのでなかなか日常的には食卓へ上がることはありません。

そこで活用できるのがサプリメントです。牡蠣エキス、シジミエキスの配合されたサプリメントも多く発売されています。

しかし、牡蠣やシジミにはγ-GTPを下げる効果は医学的には認められておらず、どのサプリもオススメというわけではありませんので、しっかり選ぶ必要があります。

ウコン・ターメリック・クルクミン

ウコン

薬局に行けばドリンク剤コーナーには必ず陳列されているあの黄色い缶「ウコンの力」。お酒を飲む前にとあるように、ウコンも肝臓に良い食品の1つです。

ウコンはインド料理でよく使われるターメリックのことです。粉末はまっ黄色なのですが、その色素成分が実は肝臓にとても良いのです。この黄色い色素が「クルクミン」というポリフェノールの一種であり、肝臓を保護する作用があります。

このウコンの効果効能についてはまだまだ疑問視されていますが、それでもウコンの力などを飲んでアルコールを飲むと調子が良いという方は、お酒を飲む前に飲む習慣をつけていきましょう。

γ-GTPを下げるサプリメントを有効活用する

また、数値を確実に下げるために、サプリメントを上手に活用するのも良いでしょう。ここでは、臨床試験でγ-GTPが下がったと報告のあるサプリと、肝臓に効いている実感度が高いと口コミで話題のヘパリーゼZを紹介していきます。

AST・ALT・γ-GTPを下げる臨床試験結果のある「セラクルミン」

セラクルミンの臨床試験結果

γ-GTPを下げるための機能が科学的に証明されているサプリメントがセラクルミンです。セラクルミンはウコンに含まれているクルクミンの粒子を細かくすることにより、吸収量を約27倍にした特許取得成分です。

肝機能酵素(GOT、GPT、γ-GTP)に対して数値を下げるために役立つ機能性表示食品であり、現状唯一おすすめできるウコンカプセルです。

また、このセラクルミンは、京都大学医学部付属病院、慶応大学医学部、徳島大学、静岡県立病院、埼玉医科大学総合医療センター、京都医療センター、MD Anderson、テキサス大学、UCLAなどと連携した臨床試験が始まっています。

セラクルミン共同開発

クルクミンに特化したサプリメントのため、肝機能改善しγ-GTPを下げたい方だけでなく、生活習慣病の予防と健康的に日々を過ごしたい方にもオススメのサプリメントです。

>>セラクルミンの詳細はこちら

価格 継続・定期購入の縛り 食品区分
初回:2,980円
2回目以降:7,984円
いつでも休止・解約可能
※初回解約可能
機能性表示食品

 肝臓エキスを配合したゼリア新薬「ヘパリーゼZ」

ヘパリーゼZ

「有名な商品が良い」という方にオススメなのがコンビニなどでも入手できるヘパリーゼの最上級モデル「ヘパリーゼZ」です。

ヘパリーゼZは肝臓エキス200㎎の他に、ウコンエキス40㎎、オルニチン(アミノ酸)80㎎、セサミン10㎎、Lシスチン240㎎を配合した肝臓数値対策サプリメントです。

現在は通販限定ですが、楽天市場のサプリランキングで1位を獲得しただけでなく、楽天市場全商品の「総合ランキング」でも1位を獲得したことのある、口コミで評判の高い商品です。

ヘパリーゼ比較

コンビニなどで売られているヘパリーゼは清涼飲料水ですが、ヘパリーゼZは栄養補助食品ですので、普段なかなか摂取できない肝臓に良い食品を効率的に摂取することができます。

>>ヘパリーゼZの詳細はこちら

価格 継続・定期購入の縛り 食品区分
初回:980円
2回目以降:5,400円
いつでも休止・解約可能
※初回解約可能
栄養機能食品

運動も肝臓ケアに大切です

運動

様々な生活習慣病でも必須といわれている有酸素運動ですが、健康的な肝臓にしていくためにも、適度な運動は必要なものになります。

肝臓の脂肪はウォーキングなどの運動をすると燃料として消費されやすく、肝機能の改善にもつながります。

目安としては、汗がにじみ出る負荷の運動を、1日30分以上・1週間に250分以上行うようにしましょう。

この運動について、さらに詳しくは「脂肪肝の改善で押さえておきたい7つのこと!食事と運動の習慣を見直そう」の記事の「1日30分以上のウォーキングを習慣にしよう!」にて紹介しています。

おわりに

今回は、γ-GTPが高くなる原因とともに、γ-GTPを基準値にするためにやるべき5つのことについてご紹介してきました。

すべてを今日から行うのは難しいかもしれませんが、まずは出来ることから始めてみましょう。

私自身の感想ではありますが、やればやるほど、今の年齢に適した運動能力やスタミナがついてきたように思います。体年齢が年齢より高い人ほど、「やって良かった」と思えるはずですので、ぜひ実感できるまで、頑張ってみて下さい。

また、少し良くなったからといって、止めてしまうことは厳禁です。これをきっかけに新しいライフスタイルを確立し、そしてそれを継続させ、身につけていくことが大切です。

なお、繰り返しになりますが、病院での定期的な検査は継続して行っていきましょう。また、数値が高い人は、1年に1回の健康を確かめる「健診」とともに、早期治療と改善をするための「検診」も行い、自分の健康管理をしっかりやっていきましょう。

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